4つのポイントがあります。
現
在コーチという資格は、カウンセラーと同様に民間資格です。また、資格など持っていなくても、話を聞いてくれてその人と話をすると課題が解決したり前に進
むのであれば、その人は自分にとってはコーチであるとも言えます。ただ、一定期間、お金と時間を使って自分への投資としてコーチをつけるのであれば、コー
チ選びは慎重にしたいものですね。 以下にコーチ選びのポイントをご紹介します。
ポイントその1 : コーチ養成期間で適切なトレーニングを積んだコーチかどうか
コーチ育成機関を名乗るところはたくさんあり、様々な資格認定を行っています。また、本を読んだだけ、数時間のセミナーに出ただけで「コーチ」を名乗る、なんちゃってコーチが増えているのも残念ながら現状です。日本コーチ協会の2005年の調査(母集団n=454)によると、コーチを名乗る人のうち、52%が何も資格を持っていないとのデータがあります。
日本において、国際コーチ連盟(International
Coach Federation
本部:米国ワシントンDC)から正式に認定を受けているコーチ養成機関は、現在、以下の2つだけです。これら機関でのトレーニングプログラムを修了してい
るコーチは、最低でも140時間以上のトレーニングを積んでいますので、目安にされると良いでしょう。
CTIジャパン http://www.thecoaches.co.jp/
COACH A(旧Coach21) http://www.coach.co.jp/
コーチング・コアのコーチは、
(1)この2つの機関のうちのいずれか、もしくは両方でトレーニングを積み、
(2)資格試験に合格し、なおかつ
(3)コーチングを職業としているプロコーチのみですので、どうぞご安心ください。
>> コーチ一覧
ポイントその2: 継続的にコーチングスキルを磨いているコーチかどうか
プロのコーチは、コーチ同士で定期的に練習をしたり、スーパーバイザーをつけて自分のコーチングについてフィード
バックを受けたりして、常に自分のコーチングスキルを磨いています。また、コーチ自身がコーチをつけていることも目安のひとつです。プロのコーチといえど
も、実際にクライアントとしてコーチングを受ける側になってみることで、コーチの関わりが自分にどんなインパクトや効果があるのかがわかり、常に学ぶこと
ができるからです。また、コーチ自身が夢を持ち、目標を定めて、それを達成するためにコーチングを活用していることも大切なポイントです。
ポイントその3: そのコーチを目標達成のためのパートナーとしたいかどうか
コーチは私設応援団であり、サポーターであり、伴走者です。自分のパートナーとして一緒に伴走してもらいたいかど
うか?フィーリングが合う合わないも大事な判断基準のひとつです。ドリームランチャーでは、本契約までに、何度でも「お試しコーチング」でコーチをお探し
いただけます。(その都度、料金がかかりますので、ご了承ください。)実際に話してみて、あるいは会ってみて、納得できるまで質問してみて、あなたにぴっ
たりのコーチを選んでくださいね。
ポイントその4: そのコーチが持っている専門知識や経験が必要かどうか
コーチ選びの際に、自分のテーマについて詳しいコーチに依頼する方がいいと、つい考えがちですよね。
(例えば、起業したい方が、コンサルタントとしても活動しているコーチに依頼する、親の介護に悩む方が、同じく親の介護をしているコーチを選ぶなど。)し
かし、コーチングでは、自分のテーマについての専門知識や経験を持っているコーチが良いとは一概には言えません。なぜなら、コーチの専門知識や経験の有無
はそれぞれメリットとデメリットがあるからです。

メリット:
業界の共通言語や風習などが理解してもらえる。
問題に関して客観的に良し悪しを判断してもらえる。
必要に応じてアドバイスを求めることができる。
デメリット:
コーチに依存しがちになり、
自分で判断したり解決しようとしなくなる。

メリット:
専門分野や経験に囚われない質問が得られ、
発想の転換や新しい視点で問題を見ることができる
デメリット:
アドバイスが必要な場合でもそれが得られない
コーチに「メンター」としての要素を求めるなら、テーマについての専門知識や経験を持つコーチの方がいいでしょう。
逆に自分とは違った視点を求めるなら、自分とは全く違う分野のコーチに依頼するほうがいいでしょう。 |